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『探求――エネルギーの世紀』ダニエル・ヤーギン [新刊!]

待望の「普及版」! ヤーギンさんが、日本の読者向けに「序」を寄せてくれました。選挙にらみで政府はエネルギー・ミックスの方針すら決めていないが、この先、エネルギー問題は扱いによっては、日本の利益にも害にもなりうる。いまはさいわい原油価格が下落しているからいいが、日本のエネルギー輸入は28兆円で、国家予算の30%近い。これをどうにかしなければ、国の未来は危ういだろう。そういう意味でも、必読の書だといえる。初版の際、冒頭の部分、数字等を事実に即して訳すと、原文とちがうというおろかな指摘がなされたが、訳者と編集者の厳密な考証による是正である。ノンフィクションは事実と照らし合わせて訳すのが常道なのである。賢明な読者諸氏は、そのような意見には惑わされぬようにされたい。

探求――エネルギーの世紀 [普及版]上

探求――エネルギーの世紀 [普及版]上

  • 作者: ダニエル・ヤーギン
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



探求――エネルギーの世紀 [普及版]下

探求――エネルギーの世紀 [普及版]下

  • 作者: ダニエル・ヤーギン
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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『誰がアメリカンドリームを奪ったのか?』ヘドリック・スミス [新刊!]

オバマ大統領は一般教書演説で、「労働者の家庭を守ることがミドルクラスの経済だ」と述べ、中間層に配慮して、富裕層向けの税を教化する考えを打ち出した。経済は好調だが、その恩恵をもっとも受けるのは株式などを保有している富裕層なのだ。わが国でもそうだが、資産への課税を強化することが肝心だ。投資の神さまウォーレン・バフェット氏はいう。
       *         *
「お金でお金を稼ぐと、税率は非常に低くなります。力仕事や重労働で、額に汗してお金を稼ぐと、税率はどんどん上がります……大金持ちが支払っている税金が、彼らのオフィスを掃除する人たちより少ないということが、きわめて高い確率で起こりうるのです」
 バフェットはみずから、二〇一〇年の所得税率がオフィスの社員(二〇人)のだれよりも低かったことを認めた。大半がキャピタルゲインだった課税所得三九八〇万ドルに対する税率は一七・四パーセントで、秘書やその他のアシスタントが給与から天引きされる率よりもずっと低かった。
      *          *
 本書では、アメリカのミドルクラスが経済的圧迫を受け、縮小していくさまを、歴史的観点から鋭く考察している。我が国にも当てはまることが多い警世の書だ。


誰がアメリカンドリームを奪ったのか?(上) 資本主義が生んだ格差大国

誰がアメリカンドリームを奪ったのか?(上) 資本主義が生んだ格差大国

  • 作者: ヘドリック・スミス
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/01/20
  • メディア: 単行本



誰がアメリカンドリームを奪ったのか?(下) 貧困層へ転落する中間層

誰がアメリカンドリームを奪ったのか?(下) 貧困層へ転落する中間層

  • 作者: ヘドリック・スミス
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/01/20
  • メディア: 単行本



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『たとえ傾いた世界でも』フランクリン&フェンリィ [新刊!]

1927年のミシシッピ川大洪水を背景に描かれている「愛の物語」。密造ウィスキー「ブラック・ライトニング」を造っている女と、禁酒法を執行する取締官が出逢う。射撃の名手インガソル取締官はブルーズを演る。密造酒造りのディキシー・クレイは赤子を亡くしたばかりだった。ふたりをみなしごの赤ん坊が結びつけるが、ディキシー・クレイには犯罪人の夫がいた……。

たとえ傾いた世界でも (ハヤカワ・ミステリ 1886)

たとえ傾いた世界でも (ハヤカワ・ミステリ 1886)

  • 作者: トム・フランクリン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/08/08
  • メディア: 単行本



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『スノーボール――ウォーレン・バフェット伝』アリス・シュローダー [新刊!]

世界一の投資家の唯一の公認伝記。けっこう美人に弱いバフェットさん、こんな内輪のことまで明かして……あとで本人もあせったようですが、雪の玉を転がすようにして、堅実に資産を増やしていったバフェット流投資術の秘密がよくわかる。厳しい倫理を守りつつお金をこれほど稼いだ人間はまれだ。文庫化には、二章を追加した改訂新版を定本に用いている。待望の文庫だ!


スノーボール(改訂新版)〔上〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

スノーボール(改訂新版)〔上〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: アリス・シュローダー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/06/03
  • メディア: 文庫



スノーボール(改訂新版)〔中〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

スノーボール(改訂新版)〔中〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: アリス・シュローダー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/06/03
  • メディア: 文庫



スノーボール(改訂新版)〔下〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

スノーボール(改訂新版)〔下〕 ウォーレン・バフェット伝 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: アリス・シュローダー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/06/03
  • メディア: 文庫



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『暗殺者の復讐』マーク・グリーニー [新刊!]

お待たせ! 大好評のグレイマン・シリーズ第4弾! ますます面白くなる一方です。今回は、グレイマンのミラーイメージともいえる「デッドアイ」(射撃の名手の意味)が登場。最後まで油断できません。

暗殺者の復讐 (ハヤカワ文庫 NV ク 21-4)

暗殺者の復讐 (ハヤカワ文庫 NV ク 21-4)

  • 作者: マーク・グリーニー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/05/23
  • メディア: 新書



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『ツイッター創業物語』ニック・ビルトン [新刊!]

世界を変えたツイッターの全貌が、ついに明らかになる。どこで、どうして、どんなふうにツイッターは生まれたのか? 創業者たちの素顔と、それぞれの理想と友情と裏切りの物語がここにある。おもしろすぎる青春物語だが、ちょっぴり悲しく、ほろ苦い。電子版を先着一万人が無料ダウンロードできるキャンペーンがまもなくはじまる!
キャンペーンサイトはこちらです。
http://pr.nikkei.com/ebooks/campaign/twitter/index.html

ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り

ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り

  • 作者: ニック・ビルトン
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2014/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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『究極のサバイバルテクニック』ベア・グリルス [新刊!]

著者のベアさんはディスカバリーチャンネルで「サバイバルゲーム」という番組を持っているが、これはそれを簡約にして一冊にまとめたものといえる。むろん画像のような鮮烈さはないが、そばに置いてときどき眺めると、いつかは役に立つはずだ。事故でサバイバル状況に置かれなくても、いつなんどき自然災害があるかわからないのだから、サバイバルはどんな人間にとっても重要だ。一家に一冊、ぜひ常備しよう。
http://japan.discovery.com/manvswild/

究極のサバイバルテクニック

究極のサバイバルテクニック

  • 作者: ベア・グリルス
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/04/18
  • メディア: 単行本



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『ブラック・リスト――極秘抹殺指令』ブラッド・ソー [新刊!]

 二〇一三年六月、電子情報(ELINT)や信号情報(SIGINT)を収集し、分析することを主な任務としているアメリカの情報機関NSA(国家安全保障局)が、アメリカ国民に対して過度の情報収集を行なっていたことを、元NSA・CIA局員エドワード・スノーデンが暴露した。
 十月には、ドイツのメルケル首相の携帯電話が、やはりNSAやCIAにより、十年以上にわたり盗聴されていたことが発覚した。メルケル首相は同月末のEU(欧州連合)首脳会議で、「残念ですが、わたしたちはデービッド(イギリスのキャメロン首相)とはちがって、この集団には含まれていません」と述べた。この集団とは「ファイブ・アイズ」(五つの目)という同盟のことだ。
 ファイヴ・アイズは、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの五カ国の情報機関による国際情報同盟で、第二次世界大戦中の米英の秘密条約が基本となっている。そして、ドイツはいまだに▼敵国▲と見なされ、この同盟にはくわえられていない。メルケル首相は、それを揶揄したのだ。
 だが、スノーデン容疑者が暴露したように、監視されているのは要人やテロリスト容疑者ばかりではない。
 二〇一四年一月十七日、オバマ米大統領は、NSAによる大規模な通話・通信記録の収集を大幅に縮小する方針を発表した。「新たなやりかたが必要だと考えてる。そのため、愛国者法第二一五条に基づく現行の計画を中止して、政府が大量のメタデータ(訳注 通話そのものではなく、通話記録のたぐい)を保管せずに必要な能力を維持できるような仕組みを構築するよう指示する」というオバマ大統領の言葉は、それまで同法を根拠に、通話・通信記録の収集がなされていたことを裏付けている……(訳者あとがきより)。
          *           *
 この作品、じつにおもしろい。キャラクターがきわだっているし、情報社会でITを使わずに戦うことがいかに難しいかが克明に描かれている。携帯電話もGPSも、便利だが両刃の剣で、いつその刃が自分に向けられるかわからない。現代の冒険小説の主人公たちは、いたるところにある防犯カメラの監視の目を逃れ、携帯電話やスマートフォンの使用には慎重を期しながら、戦わなければならないのだ。
 なお、あとがきの紙面が足りなかったので紹介できなかった、ブラッド・ソーの代表作を以下に記す。
         *            *
The Lions of Lucerne (2002) 『傭兵部隊〈ライオン〉を追え』(二〇〇二年七月ハヤカワ文庫NV)
Path of the Asssassin (2003) 『テロリスト〈征服者〉を撃て』(二〇〇三年九月ハヤカワ文庫NV)
State of the Union (2004) 『「亡霊国家ソヴィエト」を倒せ』(二〇〇五年十一月ハヤカワ文庫NV)
Blowback (2005) NPR(米国公共ラジオ局)がオールタイム・トップ一〇〇殺人者スリラーのひとつに認定。
Takedown (2006)
The First Commandment (2007)
The Last Patriot (2008) 国際スリラー作家協会最優秀スリラー候補作。
The Apostle (2009)
Foreign Influence (2010) 《サスペンス・マガジン》誌が二〇一〇年度最優秀政治スリラーのひとつに挙げた。
The Athena Project (2010)
Full Black (2011) 《サスペンス・マガジン》誌が二〇一一年度最優秀政治スリラーのひとつに挙げた。
Black List (2012)本書
Hidden Order (2013)

ブラック・リスト -極秘抹殺指令-(上) (SB文庫)

ブラック・リスト -極秘抹殺指令-(上) (SB文庫)

  • 作者: ブラッド・ソー
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2014/03/19
  • メディア: 文庫



ブラック・リスト -極秘抹殺指令-(下) (SB文庫)

ブラック・リスト -極秘抹殺指令-(下) (SB文庫)

  • 作者: ブラッド・ソー
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2014/03/19
  • メディア: 文庫



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『中国軍を阻止せよ!』ラリー・ボンド [新刊!]

「2016年、中国が東シナ海制圧に動いた!」……その魁は、まずスプラトリー(南沙)諸島に本格的な拠点を築くことだった。侵攻の三本の柱をもつ「三叉の矛」作戦が発動される。中国軍の主力は新空母〈遼寧〉になるはずだったが、ベトナム海軍の隠密作戦のために〈遼寧〉は航行不能になる。中国とベトナムの緊張が高まるなか、日本の経済学の泰斗があらわした「アジアのための海軍」をベースとする「沿岸同盟」がひそかに結成された。一国で中国の強大な軍事力に挑むのはむりでも……水面下で激しい戦いがはじまる。
なんといってもうれしいのは、日本と海上自衛隊が存在感を示していることだ。そうりゅう型潜水艦など、日本にはすぐれた兵器がある。イージス護衛艦「あたご」も、弾道ミサイル迎撃に活躍する。ラリー・ボンドのこれまでの作品のなかでも、第一級の力作といえる。
中国の軍事的な台頭は、アジアにとって大きな脅威になっている。この事案想定(シナリオ)が現実にならないことを祈るばかりだ。
中国軍を阻止せよ! <上> (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

中国軍を阻止せよ! <上> (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 作者: ラリー・ボンド
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: 文庫



中国軍を阻止せよ! <下> (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

中国軍を阻止せよ! <下> (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 作者: ラリー・ボンド
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: 文庫



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『秘密攻撃部隊』(上下)D・ブラウン [新刊!]

デイル・ブラウンは息の長い作家だ。この作品には、懐かしい登場人物も出てくるし、『オールド・ドッグ出撃せよ』に登場した恐ろしい兵器も復活する。いまや現実となったロボット兵器、無人機、まるで機動戦士ガンダムみたいな兵器も活躍する。それにしても、上巻表紙のハインド攻撃ヘリコプターは、すこぶる恐ろしげな姿だと、あらためて思う。

秘密攻撃部隊 (上) (扶桑社ミステリー)

秘密攻撃部隊 (上) (扶桑社ミステリー)

  • 作者: デイル・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2014/02/01
  • メディア: 文庫



秘密攻撃部隊 (下) (扶桑社ミステリー)

秘密攻撃部隊 (下) (扶桑社ミステリー)

  • 作者: デイル・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2014/02/01
  • メディア: 文庫



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